BSE

米国産牛肉輸入再開に「反対」67%(朝日新聞)
こないだ新聞でこの記事を読んだんだけど
あーやっぱりなのかなーとかちょっと思った。
すげー微妙ですよね・・アメリカ牛。
自分も今のまま輸入再開されたらとてもとても気になってしまいそうだ。
そこで調べてみた。BSE研究の現状について。
調べる前に知っていた・思っていた知識。
1.BSEは牛にもヒトにも感染する病気
2.プリオンとかいうタンパク質が関係している
3.治らない
4.アメリカの牛でも発生して今は輸入禁止になっている
5.生後20ヶ月以下の牛は危険性が低いから輸入再開してもいいんじゃないかっていう議論を行っている。



以上ですが、調べた結果、再開されても食べたくなくなるような感じがしました。
まず、なんでヒトに感染するのかという原因。
はっきりした原因分かってません。
BSEについて詳しくまとめたWHO監修の文を読んで勉強になったことは、

・この部分を食べると危険であるという部位があるという点、
危険部位はばらばらに分布してるのではなく、集中してる部分がある点(脳など)、
・若い牛はその危険部位が脳に集中しているが、他の部分が安全かは分からない点です。

中でも一番恐ろしかったのが、脊髄から伸びる太い神経にも感染性があるため、
牛肉処理の段階で行う機械による筋肉の除去は、汚染された神経を削ぎとって安全部位にぺたって貼り付けたらあら不思議感染お肉のできあがり的な記述で、
実はイギリスで大発生したヒトの変異ヤコブ病の原因が、この機械処理を行うような安い肉を使うファーストフードなどの商品であったため、若い患者が多く発見されたのかもしれないという考察がアレでした。
もうなんかこの時点で食べる気無くなるね・・・。



次にBSE原因物質について、
プリオンによる疾患:大事に至る前に研究を開始より、
・有名な原因物質プリオンは、まだなぜ感染するのかが特定されていない。
プリオンが関わっているであろうことはほぼ認められているが、プリオンっていうのがただのタンパク質であるため、タンパク質が感染性というものが疑問視されている。
・普通は、感染するということは増殖するということで、そのための機能を発揮するためにDNAやRNAなどが必要で、つまりウイルスとか細菌が原因なんじゃないかと言われてきたんだけどもそんな兆候が全くないためタンパク質が感染??みたいな状況らしい。



という感じです。
自分の感想としては、現在議論されている生後20ヶ月以下の牛の輸入再開については、
その時期の牛は危険部位が脳などに集中しているので完全に除去すれば安全であると思います。
だけどー、除去って完璧なのかな・・・つうのが気になる。すげー気になる。
どのくらい食べるとヒトに感染するかということも全く分かっていないため、もうほんと、
危険部位は完全に除去しないといけないんですよこれが。



結論
私、食べたくないです。